バイトの給与口座の選び方
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アルバイトをしていると、給与の振込先の銀行口座を用意するように言われることがあります。勤務先から特に銀行の指定がない場合、すでに持っている銀行口座を使うという方が多いと思いますが、せっかくのチャンスなので、新しく銀行口座をぜひ検討してみませんか?
給与振り込み先に指定することで特別なサービスを受けられる銀行が、実はかなりたくさんあるのです。他行への振込手数料が無料になるサービスのほか、給与の受け取りごとにポイントをプレゼントしてくれるサービスもあります。
ただし、勤務先によっては銀行を選べない場合もあるので、必ずしも希望通りにできるわけではないという点には注意が必要です。
給与口座で特典のある銀行はここ!
給与振り込み先にすると特典がある銀行をご紹介します。
銀行名 | 特典内容 | |
---|---|---|
振込手数料 | ポイント・その他特典 | |
楽天銀行 | 月3回手数料無料に | 初回に現金1000円プレゼント 毎回受け取り時に3ポイント |
セブン銀行 | - | 初回に500ポイント 2回目から毎回10ポイント |
SBI新生銀行 | 月1回無料 | 毎回25ポイント |
イオン銀行 | 月1回分の手数料分をポイントバック | 毎月10ポイント |
住信SBIネット銀行 | 最大月15回まで無料 | 毎回30ポイント |
東京スター銀行 | - | 預金金利が100倍に |
※ 特典を受けるための条件が指定されている場合があります
私自身はもう13年ほど楽天銀行を使っていますが、郵便局やセブンイレブンのATMが使えるので便利です。
どこで支払いに使っても1%のポイントがもらえるデビットカードが作れる点でもおすすめです。
給与口座を変更することはできる?
アルバイトの給与振り込み先にしている銀行がいまいち使いにくい!お金を引き出すたびに手数料がかかってしまう!そんなときは、振り込み先の口座を変更することができます。
給与担当に口座変更を申し出よう
給与振り込み先の変更の希望は、アルバイト先の経理の担当者に伝えます。どの人が担当しているのかわからない場合は、上司または店長や所長などの責任者に相談しましょう。
変更届を提出するよう求められたら、指定の用紙に必要事項を記入して提出します。変更には別途手続きが必要になるので、もしかすると、担当者に嫌な顔をされてしまうかもしれません。変更を希望するときは、きちんと理由を伝えて依頼することが大切です。
バイト先による口座の指定、実は違法?
アルバイト先で、特定の銀行を給与振込み口座に指定されることがあります。地元の地方銀行であったり、アルバイト先と関連のある金融機関などで口座を作るよう指示を受け、言われるがままに作ってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、勤務先が給与振込み先の口座を指定する法的な権限はありません。しかし、振込み先の銀行をひとつにまとめることで、勤務先にとっては経費節減、手続きを効率化することができるのでとても助かります。そのため、勤務先に従業員が協力するというかたちで、振込み先の口座を統一しているという職場は多いようです。
勤務先の経費節減に協力するかどうかは本人次第ということなのですが、全員が協力している中で自分一人だけ別の銀行にしてもらいたいという場合は、どうしてもその銀行にしなければならない理由をきちんと説明して、納得してもらうことが大切です。
まとめ
どの銀行を給与の振込み口座にするかは基本的に自分で決めることができますが、勤務先によっては、みんなと同じ銀行を使うよう求められることもあります。無理を通して勤務先との関係をギクシャクさせてまで、特典のある銀行を優先するかということに関しては、十分に検討する必要があります。
この点を理解したうえで、銀行選びをすることが大切です。
ATM手数料を節約するには
バイトの給与を振り込んでもらって、そのお金をATMから引き出す時に「手数料」を取られることがあります。1回につき160円取られるとすると、時給900円のバイト「10分」ぶんに相当します。もったいないですね。
「デビットカード」という、クレジットカードのようなカードで普段から買い物をしていると、現金があまり必要無くなるので、ATM手数料もATMに行く手間も省けていいですよ! コンビニなどでも使えて、どこでも0.5〜1%程度のポイントが付くのでお得です。
通常のクレジットカードは18歳以上(高校生は除く)しか作れませんが、デビットカードなら15歳以上からOKで高校生でも持てます。私も高1から使っています。
詳しくは以下の記事で。