ネット通販のお金の払い方

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ネット通販の支払い方法を比較してみよう


ネット通販の支払い方法


 ネット通販で買い物をする際、意外と困るのが支払い方法です。特に中学生や高校生など未成年の人は、使える支払い方法も限られていたりします。


 この記事では、Amazon楽天市場メルカリなど一般的なネット通販で利用できる支払い方法をそれぞれ比較し、メリットとデメリットを紹介していきます。





支払い方法の一覧


 まずは一覧で、各支払い方法を比較します。


手数料 スピード 手間 年齢制限
銀行振込 数百円 × 無し
カード払い 無料 無し※
代金引換え(代引き) 数百円 無し
コンビニ払い 無料 × × 無し
電子マネー 無料 無し
ATM払い 無料 × × 無し
ケータイ決済払い 百円程度 無し

 続いて、それぞれの支払い方法を詳しく紹介していきます。


銀行振込


手数料 振込手数料 200円前後
スピード 遅い(入金確認に数日)
手間 やや面倒
利用できる主な通販 Amazon楽天市場など
ほとんどの通販サイト
年齢制限 特になし

銀行振込


 銀行の口座から、通販の購入先のお店の口座にお金を振り込みます。


 振り込みには「振込手数料」(銀行によって金額は異なる)が掛かる上、お店側での入金確認に数日掛かるため、スピードの面でも劣ります。商品の発送は入金確認後となるため、手元に届くまでの時間に影響します。


 とはいえ、銀行口座を作るには特に年齢制限の無い銀行も多いですし、基本的に誰でも口座を作れるため、一番ベーシックな支払い方法と言えるでしょう。特に中学生や高校生におすすめの支払い方法です。


 利用するには必ず銀行口座が必要になるので、口座を持っていない人は口座を作りましょう(無料)


カード払い(おすすめ)


手数料 無料
スピード 速い
手間 簡単
利用できる主な通販 Amazon楽天市場メルカリなど
ほとんどの通販サイト
年齢制限 カードを作れる年齢

カード払い


 ネット通販では最も便利で、かつ多くの人が利用している支払い方法です。自分のクレジットカード、デビットカード、プリペイド式クレジットカードを使うやり方です。


 やり方は簡単で、ネット通販で注文をする際にカード番号、カードの名義、カードの有効期限などの情報を入力するだけです。すぐに支払い確認が行われるので、商品の発送もスムーズ。手数料も掛からないどころか、支払金額に応じてカードのポイントが付くものも多いです(0.5〜1%程度) 圧倒的にお得です。


 一口に「カード」と言っても大きく分けて3種類に別れますが、支払い時の使い方はどれも一緒です。カードの種類を以下で簡単に説明します。


クレジットカード


年齢制限 18歳以上で高校生はNG
入会時の審査 ある

 最も一般的な「カード」です。カードという言葉が指すのは、基本的にクレジットカードです。


 クレジットカードは18歳以上(高校生はNG)という年齢制限と、入会時に年収や職業などの情報を使った審査があり、申し込んだ人すべてが作れるものではありません。


 なぜそんなに厳しいのかというと、クレジットカードを使って支払いをすると、一時的に借金をしている状態になるからです。毎月1回、まとめて銀行の口座からお金が引き落とされるため、それまでの間はカード会社が立て替えている状態になります。


デビットカード


年齢制限 15歳以上
入会時の審査 無い

デビットカード


 見た目も使い方もクレジットカードと一緒ですが、15歳以上なら誰でも作れるカードです。私も高1の夏から持っています。


 このカードはクレジットとは異なり、お店で買い物をすると同時に、自分の口座からお金が引き落とされる仕組みになっています。そのため、自分が持っている金額以上の買い物をすることができません。使い方も見た目もクレジットカードと同じですが、「自分の銀行口座にチャージして使う電子マネー」のようなイメージです。


プリペイド式クレジットカード


年齢制限 無いものもある
入会時の審査 無い

プリペイド式クレジットカード


 電子マネーのように使う前にお金を「チャージ」することで、クレジットカードのように使えるタイプのカードです。カードはコンビニのレジなどでチャージできます。


 「12歳以上」という制限のあるカードもありますが、年齢制限なしのカードもあるので、誰でも作ることができます。チャージする手間があるので、15歳以上の方には基本的にデビットカードを推奨しますが、12〜14歳の方にはプリペイドカードがおすすめです。


代金引換え(代引き)


手数料 1回数百円〜
スピード 速い
手間 やや面倒
利用できる主な通販 Amazon楽天市場など
年齢制限 特になし

 商品を注文する時にお金を払うのではなく、商品を宅配便で受け取る時に支払う方法です。配達の人に、現金を渡します。


 「代引き手数料」という形で手数料が掛かるのが最大の欠点です。Amazonの場合は1回324円という金額なので、手数料の額で見ると一番「損」な支払い方法です。


 手数料の他に、代引きの荷物が届くという話を家族にも伝えておかないと、トラブルの原因になることもあります。


代引き


コンビニ払い


手数料 無料
スピード 早くはない
手間 面倒
利用できる主な通販 Amazon楽天市場メルカリなど
年齢制限 特になし

 注文時に「コンビニ払い」を指定すると、「支払番号」のような長い数字の列が表示されるので、その数字をコンビニの店舗に設置してある機械(ローソンのロッピーなど)に打ち込むとバーコードの付いたレシートのような紙が出てきます。
 その紙と代金をレジに持っていくことで、支払いができます。


コンビニ払い


電子マネー


手数料 無料
スピード 速い
手間 簡単
利用できる主な通販 Amazon楽天市場(一部店舗のみ)など
年齢制限 特になし

 Edyやsuica、nanacoなどの電子マネーを使う方法です。


 電子マネー対応のパソコンを用意するか、無い場合はICカードの読取機(2千円程度)をパソコンに接続してください。  ネット通販で電子マネー払いを指定すると、支払画面が表示されます。その画面が表示されている間に、普段使っている電子マネーを読取機にタッチするという手順で支払います。


ATM払い


手数料 無料
スピード 早くはない
手間 面倒
利用できる主な通販 Amazon楽天市場(一部店舗)など
年齢制限 特になし

 銀行振込とは違います。口座を持っていなくても、コンビニなどに設置されているATMを操作することで支払えるやり方です。


 日本の多くのATMは「Pay-easy」(ペイジー)というシステムに対応しているのですが、このシステムを使って代金を支払います。



 買い物をする時にATM払いを指定すると、メールなどで「収納機関番号」「確認番号」「お客様番号」の3つの数字が送られてきます。ペイジー対応のATMに行って、ペイジーのボタンをタッチし、この3つの数字を入力。金額が表示されるのでATMに現金を入れれば支払いOKです。番号を入力していくだけなので簡単です。


ケータイ決済払い


手数料 1回100円程度
スピード 速い
手間 簡単
利用できる主な通販 メルカリなど
年齢制限 無い場合が多い

 ドコモ、au、ソフトバンクのケータイ料金と一緒に支払うやり方です。この支払い方法を使うと、翌月のケータイ料金に商品の購入代金が追加されます。


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