新社会人におすすめの銀行

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新社会人が銀行口座をひらくには


 新社会人になって、給与を受け取る際に必要となるのが銀行口座。ではどこの銀行に口座をつくるのがいいのか、8つの銀行口座を持つ私が新社会人向けに解説します!



新社会人が銀行口座を選ぶポイント


 まずは銀行を選ぶ時のポイントを紹介します。


使えるATMが生活圏にある


 銀行を選ぶ際に重要なのが、お金を引き出したり預ける際に使うATMが近くにあるか、という点です。


 最近は多くの銀行が、セブンイレブンやローソンなどコンビニに設置されたATMや、あるいは郵便局やJAバンクのATMも利用できるようにしています。しかし、自前のATMでないところでお金を引き出すと、数百円の手数料が発生する場合もあります。


 また、特に入社3年目くらいまでは慣れない生活に疲れたり、時間の融通が利かないこともあります。「お得に」使えるATMが、自宅や職場の近くにあった方がいいです。


ATMが近くに無いと不便


手数料を比べよう


 銀行によって手数料の金額に差があります。


 例えば「振込手数料」を見ると、大手銀行だと648円(3万円以上を振り込む場合)掛かりますが、手数料が安いネット銀行の場合は200円以下で済みます。また、月数回まで手数料が無料になる特典がある場合もあります。


 また、ATMを利用する際の手数料についても、「1回216円」という銀行もあれば無料で利用できる銀行もあり、ちゃんと選ばないと地味に大きな損になるので注意してください。


新社会人におすすめの銀行一覧


 以上の点をふまえ、新社会人におすすめの銀行を紹介します。


ソニー銀行


 ソニーグループのネット銀行です。


 コンビニ大手3社(セブン、ファミマ、ローソンなど)のATMや郵便局、三菱UFJ銀行、三井住友銀行のATMを使えます。利用できるATMが他のネット銀行とくらべても多いので、全国どこに配属・転勤になっても便利に使える銀行です。


 それに加え、ATM手数料が月4回無料と充実しています。入社後の突然の飲み会、手持ちが無く慌ててコンビニATMに駆け込んでも手数料が月4回まで掛かりません(大手銀行だとコンビニATMは有料というところが多い)


 また、口座を開設すると作れるSony Bank WALLETはVisaカードが使えるお店やネット通販で買い物に利用できます。利用金額の0.5%以上がキャッシュバックされるので、現金で買い物するよりお得です。口座の残高までしか利用できないデビットカードなので、クレジットカードが不安だという人にもおすすめ(使い方、使えるお店はVisaのクレジットカードとほぼ同じ) 電気代やガス代、水道料金などの支払いにも利用できます。


公式サイト

東京スター銀行


 東京の地方銀行ですが全国で利用できます。20歳以上ならネットで口座開設ができ、コンビニATMや大手銀行、ゆうちょ銀行などのATMを利用できます。


 ATM手数料が月8回無料と、他の銀行と比べて圧倒的に多いのが特徴の銀行です。コンビニ(セブン、ファミマ、ローソン)や郵便局など、街なかの多くのATMを実質無料で使えるので急な飲み会が入っても安心です。


 また、振込手数料も月3回無料と、これもまた全国の銀行の中でもトップクラスです。


公式サイト

豆知識


 社会人になってから役立つ情報を紹介します。


勤め先が利用する銀行を指定してきたら?


 稀にあるのが、勤め先が給与の振込先の銀行を「指定」してくるケースです。


 実はこれは法律的には「グレー」で、労働基準法違反の疑いがあります。私が聞いたところだと、銀行員は自分の銀行の口座に給与を振り込むのが暗黙のルールになっていることが多いようです。


 法律的にグレーなので文句を言う権利はありますが、新社会人としては波風を立てずに従うのがよろしいのではないでしょうか。


 ある銀行に勤めている知人は、給与を勤め先の銀行の口座で受け取ったら即、ほかの銀行の口座に移し替えているそうです。面倒だし、振込手数料が掛かってしまう場合もありますが・・


給与口座の銀行が指定されているケースもある


どの銀行でも給与口座に使えるの?


 入社する際に給与の振込先を提出させられますが、この時に「どの銀行でも大丈夫なのか」という疑問を持つ人もいると思います。


 基本的には、どの銀行でも問題ないです。銀行同士は「全銀ネット」というシステムでつながっているので、問題なく処理されます。信用金庫・信用組合やJAバンクでも大丈夫です。会社によってはNGの銀行がある場合もありますが・・


 郵便局(ゆうちょ銀行)は少し特殊で、2008年までこのシステムに参加していなかったため、他の銀行と振込のやり取りが出来ませんでした。今は出来ますが、その当時の習慣で「ゆうちょ銀行はNG」としている会社もあるかもしれません。



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