自宅でなくも受け取れます
ネット通販で買った商品は、必ず自宅に届けられると思っている人も多いようですが、実際には郵便局の窓口や宅配便の営業所でも受け取ることが可能です。大手の通販業者ではコンビニで受け取るように手配することができることもあります。両親が働いていて必ずしも家にいない場合や、どうしても自分で受け取りたいという場合に便利です。しかし自宅以外の場所で受け取る場合は、身分証明書が必要な場合が多いです。高校生でバイクの免許を持っている人は別ですが、中学生や高校生のような未成年の方の場合は、通常は家から健康保険証や自分のパスポートを持っていく必要があります。できるだけ自宅に届けてもらう方がいいのですが、それが無理な場合は自分が取りに行きやすい方法を選択しましょう。
自宅あての宅配便
ネット通販で物を買った場合、基本的に商品は自宅に届きます。中学生や高校生のような未成年であっても、受取の印鑑を押せば自分で商品を受け取ることは可能です。自宅で受取ができるので安心ですが、届いたものが何かわからないと親や家族が荷物を開けてしまうことがあります。未成年の中学生や高校生が親に見られたくないものをネット通販で買うことは問題でしょうが、見られたくないという場合には自宅に届かない方法を選択する必要があります。
郵便局に預かってもらう方法
ネット通販業者によって対応していないこともありますが、ゆうパックで商品を送ってもらう場合には郵便局留めという方法を取ることができます。郵便局で預かってくれるのですが、郵便局から荷物が届いたという連絡は届きません。そのため、ネット通販業者にゆうパックの追跡番号を教えてもらい、自分で確認する必要があります。家族に荷物が届いたと分からないメリットはありますが、郵便局に届いてから10日間経つとネット通販業者に返品されてしまうので早めに取りに行く必要があるというデメリットがあります。また、荷物を受け取る際に身分証明書の提示が必要だという点もデメリットでしょう。
宅配便の営業所に預かってもらう方法
ヤマト運輸などの宅配便業者でも、営業所で預かってくれるサービスがあり、自宅に荷物が届かないというメリットがあります。しかし、追跡番号で営業所に届いたことを確認する必要がありますし、1週間以内に取りにいかないと返送されてしまうというデメリットがあります。荷物受取の際に身分証明書と印鑑も要求される点もデメリットでしょう。
郵便局の数は、ヤマト運輸の営業所に比べて随分と多く、メリットがあります。しかし、郵便局ごとの営業時間に差がある点がデメリットです。これに対し、ヤマト運輸の営業所は夜の9時まで開いていることが多いので、夜遅く取りに行きたい人にとっては大きなメリットでしょう。
コンビニで受け取る方法
大手の通販業者の場合、コンビニで受け取ることができる場合があります。受け取ることができる時間は24時間いつでもいいですし、中学生や高校生の場合は、通学経路上のコンビニを選択することも可能な点は大きなメリットです。ネット通販業者によっては送料が無料になる場合もあることもメリットでしょう。しかし、コンビニに到着した旨のメールが届いてから10日以内に取りに行かないと返品されるというデメリットがあります。メールで届いた認証番号などがないと受け取ることができませんから、メールを誤って消去してしまった場合は再度通販業者に認証番号を教えてもらう必要がある点もデメリットでしょう。