定額自動送金を解説します
毎月決まった金額を決まった場所に振り込む「定額自動送金」(定額自動振込み) この機能を使える銀行の一覧を手数料の比較と一緒に紹介します。
定額自動送金とは
まずは「定額自動送金」(定額自動振込み)を分かりやすく説明します。
何が出来るの?
「定額自動送金」は、一度設定することで毎月同じ金額を同じ振込先に自動で振り込んでくれる機能です(銀行によっては「毎週」単位での振り込みも可能)
家賃や習い事の月謝の支払いや仕送りなど、毎月決まった額を同じところに振り込む時に便利な機能です。全ての銀行で使える機能ではなく、一部の銀行ではこうしたサービスが使えないところもあるので注意してください。
利用方法
銀行によっては店頭でしか手続きできない場合もあります。
店舗に行って申込用紙に必要な情報(振り込む金額、振込先の口座番号など)を記入し印鑑を押し、通帳と自分の身分証明書を提示することで手続きできます。解約する時も店頭での手続きです。
ネット銀行の場合は、ネットで簡単に手続きできます。支払いの停止もネットから簡単に出来ます。
手数料に注意!
注意すべき点としては、「手数料」があります。
銀行で振込みをするには振込手数料が必要となりますが、定額自動送金を利用する場合は振込手数料とは別途の「定額自動送金の手数料」が必要となる場合もあります。
ネット銀行の場合は「無料」の場合もありますが、街中の銀行の場合は定額自動送金の手数料が掛かることがほとんどです。
定額自動振込がある銀行の一覧・手数料比較
定額自動送金を使える銀行と、手数料の額を一覧で紹介します。
手数料の比較表
いずれも2018年8月31日時点の情報です。
銀行名 | 対応 | 手数料 (自動送金) |
振込手数料 (他行・3万円以上) |
---|---|---|---|
三菱UFJ銀行 | 108円(同支店) 54円(その他) |
648円 | |
三井住友銀行 | 108円 | 648円 | |
みずほ銀行 | 108円 | 648円 | |
ゆうちょ銀行 | 123円 | 216円 | |
横浜銀行 | 無料(同行) 54円(他行) |
540円 | |
住信SBIネット銀行 | 無料 | 154円 | |
イオン銀行 | 無料 | 216円 | |
楽天銀行 | 無料 | 258円 | |
GMOあおぞらネット銀行 | 無料 | 154円 | |
ジャパンネット銀行 | 無料 | 270円 | |
セブン銀行 | 無料 | 216円 | |
ソニー銀行 | - | ||
大和ネクスト銀行 | - | ||
じぶん銀行 | - |
大手の銀行(メガバンク)や地方銀行では定額自動送金を利用できるケースが多いですが、振込手数料まで含めたトータルの手数料が高い点には注意が必要です。
おすすめの銀行は?
定額自動送金の手数料と、振込手数料をふまえておすすめしたいのはGMOあおぞらネット銀行です。
定額自動送金の手数料はもちろん無料で、振込手数料も月1回無料。また2回目以降の場合でも金額に関係なく1回154円と他の銀行と比べてお得です。大手銀行は振込手数料だけで648円掛かるので、4分の1以下で済みます。
定額自動送金は100件まで登録可能。毎月だけでなく毎週単位での自動振込みにも対応しています。