マネーフォワード電気のメリット・デメリット
東京電力や関西電力と比べて電気代が安くなるマネーフォワード電気のメリットとデメリットを分かりやすく解説します。一人暮らしなら今すぐ申し込んで損は無いです。
目次
マネーフォワード電気とは
家計簿アプリなどで有名なマネーフォワードが販売している「電力」です。東京電力や関西電力など、大手電力会社から契約を切り替えることで利用できます。
マネーフォワードはITの会社なので発電所などは持っていません。代わりに神戸に本社がある中堅の新電力会社「シン・エナジー」が電気を供給してくれます。シン・エナジーはオリックスやJR西日本系が出資している会社です。
電気が通る電線などはこれまでと同じなので、切り替えるには特に工事なども必要ありません。賃貸でも、大家や管理会社の許可も必要無いです。
マネーフォワード電気のメリット
マネーフォワード電気のメリットを紹介します。
電気代が3%安くなる!
マネーフォワード電気は、東京電力や関西電力、中部電力といった大手電力会社の標準メニューと比べて電気代が3%安くなる料金体系です。
例えば一人暮らしの電気代は月平均5000円くらいなので、3%安くなったら150円の節約になります。年間で1800円です。
電気の質(停電のリスクなど)はどの電力会社と契約しても変わりません。料金だけが安くなるので「おトク」です。他の節約術と違って、何もしなくても安くなるのは大きなメリットと言えます。
解約違約金や契約手数料が無い
他の新電力会社の中には、解約違約金や契約時に初期費用が発生するものがあります。マネーフォワード電気に関しては、解約違約金はありませんし契約事務手数料など初期費用も掛かりません。
マネーフォワード有料プランが無料に
マネーフォワード電気を契約すると、家計簿アプリ「マネーフォワード」の有料プラン(マネーフォワードMEプレミアム)が無料で使えます。マネーフォワードMEプレミアムの年会費は約5000円なので、とてもおトクです。
マネーフォワードなんか使ったことも無いよ、という人も家計簿で自分の支出をしっかり把握することは節約の第一歩となるので、ぜひ活用してみてください。
マネーフォワード電気のデメリット
マネーフォワード電気にもデメリットや注意点があります。
20A以下だと契約できない
アンペア制ではない関西電力・中国電力・四国電力・沖縄電力のエリアでは特に気にする必要はありませんが、それ以外の地域では注意が必要です。
一人暮らしであまり広くないアパートやマンションの場合、電気の契約容量が20Aあるいは15Aになっている場合があります。マネーフォワード電気は「30A以上」でないと契約できないので、20A以下の場合は利用できません。
電力会社に依頼すれば無料でアンペアを上げることが出来ますが、アンペアを上げると基本料金が高くなり、電気代が高くなるのでマネーフォワード電気に乗り換えるためだけにアンペアを上げるのはおすすめしません。
オール電化には対応していない
マネーフォワード電気はガスを使わない「オール電化」には対応していません。もしオール電化の物件で契約してしまうと、電気代が3%安くなるどころか大手電力会社のオール電化プランよりも電気代が高くなってしまうので、絶対におすすめしません。
オール電化の物件に住んでいる場合は、以下の記事で電気代がちゃんと安くなる電力会社を紹介しているので、こちらを参考にしてください。
2人以上の世帯だと他社の方が安い
電気代が3%安くなるマネーフォワード電気は、一人暮らし世帯にはかなりおすすめです。なぜかというと、一人暮らしの場合、3%も安くなる新電力会社は少ないからです。大手電力会社よりも高くなってしまう新電力も少なくありません。
ですが2人以上の世帯で平均的な使用量の場合、地域によっては5%以上あるいは10%近く安くなる新電力もあります。それらと比べるとマネーフォワード電気は「高い」ため、2人以上の世帯ではやや見劣りしてしまいます。
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