ソニー銀行のメリット・デメリット

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ソニー銀行のメリット・デメリット

　ソニー銀行のメリット・デメリットを、他のネット銀行や大手銀行とも比較しながら分かりやすく解説します。

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ソニー銀行で口座を作るメリット

　まずは他の銀行と比較したメリットを紹介します。

ATM手数料無料特典が充実・使えるATMも多い

ソニー銀行の旧デザインのキャッシュカード

　ソニー銀行はATM手数料の無料特典がネット銀行の中でも充実しています。主なネット銀行と比較します。

　ソニー銀行の場合、ATM手数料がコンビニなどに設置されたATMも含めて「月4回」無料なので、ほぼ週1ペースでATMを利用してもATM手数料が掛かりません。他の銀行ではお金を預ける・引き出すだけで1回200円くらい掛かるので、地味に大きな負担となります。

　大手銀行の場合、各銀行の自前のATMは昼間時間帯に無料で利用できる場合が多いですが、コンビニATMでは手数料が取られることが多いです（1回220円くらい）

　また、ソニー銀行は利用できるATMも豊富です。以下の銀行のATMを利用できます（無料回数の対象）

• セブン銀行ATM
• ローソン銀行ATM
• イオン銀行ATM
• イーネットATM（ファミマなど）
• ゆうちょ銀行ATM
• 三菱UFJ銀行ATM
• 三井住友銀行ATM

　大手コンビニのATMは網羅していますし、地方山間部に多いゆうちょ銀行や、都会の駅前に多い三菱UFJ・三井住友銀行のATMも利用出来ます。進学や就職などで引っ越しをしても、全国で便利で使えます。

　他のネット銀行では「セブン銀行ATMだけ」とか「イオン銀行ATMだけ」というところも少なくないので、地域によっては使いづらい場合があります。

Visaデビットカードで0.5%還元

　ソニー銀行の口座開設をすると作れるSony Bank WALLETを使って買い物をすると、利用金額の0.5%以上が後からキャッシュバックされます。

　このカードはデビットカードという種類のカードで、Visaカードが使えるお店（コンビニ、ドラッグストアなど）やネット通販、アプリの課金などに利用出来ます。カードを利用すると即、お金がソニー銀行の口座から引き落とされる仕組みで、口座の残高以上に利用できないのが特徴です。電子マネーと同じ感覚で使えます（クレジットカードは自分が持っている金額以上に使えてしまう）

　ふだん現金で支払っていた買い物を、このSony Bank WALLETでの支払いに切り替えるだけで節約になります。カード払いに手数料は基本的に発生しないので、お得です。

　もちろん年会費など、カードを作る・維持するために費用は掛かりません。15歳以上から持てます。私も高1から別の銀行のVisaデビットカードを使っていますがとても便利なのでおすすめです。

未成年でも口座開設可能

　ソニー銀行の口座は未成年でも作ることが出来ます。15歳以上であれば、保護者の同意も必要ありません。私自身も中3だった15歳のときにソニー銀行の口座を作りました。

　15歳未満の人が口座を作るには「同居している親権者」の同意が必要です。

　「住民票の写し」「住民票記載事項証明書」や、健康保険証、運転免許証、マイナンバーカード（個人番号カード）の原本やコピーを提出する必要があります。

　「住民票の写し」は市役所などの窓口で数百円払えば簡単に受け取れるので、運転免許証やマイナンバーカードを持っていない人におすすめです。学生証は基本的に口座をつくるときの身分証明書としては使えません。

ソニー銀行で口座を作るデメリット

　続いて、他の銀行と比較して劣っている部分を紹介します。

預金の金利はネット銀行としては「平均的」

　お金を預けるともらえる利息金利の利率は、大手銀行と比較すると高いですがネット銀行としては平均的な感じです。2024年1月現在の利率をまとめます（定期預金、10万円、1年 税金考慮せず）

　10万円を一年間預けた場合にもらえる利息は200円（税引前）です。ネット銀行は大手銀行の100倍の利率に設定されていますが、それでも年間でもらえる金額は非常に少ないのが現実です。預金の利率よりも1回200円以上かかるATM手数料をいかに節約するか、の方が重要だと思います。

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