三井住友銀行のメリット・デメリット

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三井住友銀行のメリット・デメリットを解説!


 大手銀行の中でも積極的にスマホ対応にも力を入れている三井銀行銀行のメリット・デメリットを、他の大手銀行やネット銀行と比較しながら高校生・大学生・中学生向けに解説します。



公式サイト

三井住友銀行で口座を作るメリット


 他の銀行と比較して三井住友銀行が優れている点をまとめます。


スマホで使いやすい


 店舗を持たない「ネット銀行」は別として、以前からある町中に店舗を構えている銀行はスマホ対応が十分でない銀行が少なくありません。アプリがあっても使いづらかったり、そもそもスマホで出来ることが限られている場合もあります。


 三井住友銀行はグループの様々な金融サービスを横断的に一つのアプリで利用できる「Olive」(オリーブ)というアプリを開発し、スマホ対応に力を入れています。銀行の口座開設もアプリから出来ます。


他行振込手数料が月3回無料


 お金を三井住友銀行以外の銀行口座に振り込む際に掛かる振込手数料という手数料があります。一般的な銀行では1回あたり数百円掛かります。


 三井住友銀行では、Oliveのアカウント(無料でつくれる)を作ると振込手数料が月3回無料になります。一般的な高校生・大学生であれば月3回も振込をする機会は少ないと思うので、月3回無料ならかなり助かるでしょう。


振込手数料
通常(ネット利用/
3万円以上の振込時)
330円
Olive特典 月3回無料
以降330円/回

ATMが24時間いつでも無料


 同じく、Oliveのアカウントを作ると三井住友銀行のATMと、三菱UFJ銀行(※店舗外にあるもの)のATMを24時間いつでも無料で使うことが出来ます。三菱UFJと三井住友は提携しているため、お互いのATMを利用できます。


 バイト代は銀行の口座に振り込まれることがほとんどですが、そのお金をATMで引き出す際に手数料が掛かるともったいないです。ATM手数料も通常、1回数百円掛かります。いつでも手数料無料で引き出せるのは大きな魅力と言えます。


 また、コンビニATM(セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネットATM)が月1回無料で使える特典を選ぶことも出来ます(いくつかある特典の中から一つ選ぶ形で提供されている) 


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高校生でもVisaカードが持てる


Oliveフレキシブルペイ


 Oliveから口座開設をすると「Oliveフレキシブルペイ」というカードが郵便で届きます。このカードは全世界のVisaカードが使えるお店(一部除く)・ネット通販などでクレジットカードのように使えるカードです。


 高校生の場合は「デビットカード」として使うことが出来ます。デビットモードは銀行口座のお金をそのまま支払いに使う仕組みです。クレジットカードは買い物をすると一旦、クレジットカード会社が立て替えるので一時的に借金をしている状態になりますが、デビットはそもそも口座のお金が足りないと支払いも出来ない仕組みなので、高校生でも持つことが出来ます(私も高1から使っています)


 カードが使えるとネット通販やライブチケットの購入などが便利になるだけでなく、普段利用しているコンビニやドラッグストアでの買い物にも、0.5%以上のポイントが付与されるので現金で払うよりお得です。


 カードの作成、維持は無料。デビットモードの場合は年会費も掛かりません。手数料無しで買い物が0.5%お得になるカードです。


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三井住友銀行で口座を作るデメリット


 三井住友銀行のデメリットを指摘します。


預金の利息がネット銀行より少ない


 お金を預けるともらえる預金の利息が、ネット銀行と比べて低いと言えます。1年定期預金の利率を比較します(2023年3月8日時点、10万円を預ける場合)


銀行名 利率
三井住友銀行 0.002%
三菱UFJ銀行 0.002%
ゆうちょ銀行 0.002%
ソニー銀行 0.02%
Paypay銀行 0.02%

 ソニー銀行やPaypay銀行といったネット銀行と比べて、利率は10分の1です。とはいえ、ネット銀行でも10万円を預けて1年でもらえる利息はわずか20円(税引き前)です。三井住友銀行を始め町中に店舗がある銀行は2円と考えると、預金の利率よりも1回で数百円掛かるATM手数料などにより注意した方がいいです。


SMBC・三菱UFJのATMは地方に少ない


 三井住友銀行はOliveのアカウントを作ることで三井住友銀行と三菱UFJ銀行のATMを無料で使うことが出来ますが、地方ではそれらのATMがそもそも少ない場合があります。


 都市部では駅構内や駅前に三井住友銀行や三菱UFJ銀行のATMが設置されていることが多いですが、少し地方に行くとATMが少ない傾向があります。例えば青森県には三井住友・三菱UFJ銀行の自社ATMは1台もありません。


 三井住友銀行の口座を持っている人はセブンイレブン、ローソン、イーネット(ファミマなどに設置)のATMを利用することも出来ますが、何回でも無料というわけではない点には注意が必要です。三井住友・三菱UFJのATMが生活圏内に無い場合は注意が必要です。他行振込の手数料が無料なので、他の銀行にお金を振り込んで他の銀行のATMから引き出すというのも選択肢としては可能です。


 三井住友・三菱UFJのATMが近くに無い場合はソニー銀行がおすすめです。ソニー銀行はコンビニ(セブン、ファミマ、イオン、ローソン)と、郵便局のATMが「月4回以上」無料で使えます。


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未成年で三井住友銀行の口座を作るには?


 未成年の高校生・中学生に向けて解説します。


年齢制限は?


 三井住友銀行の銀行口座開設の年齢制限は以下のようになっています。



 15歳以上の人は、Oliveから無料で申し込めます。Oliveから申し込むとATM手数料が無料になるなどの特典があるので、アプリからの申込みがおすすめです。親の同意などは特に必要無いです。なお、18歳未満(高校生)はクレジットカードの申込みは出来ないので注意してください。


 15歳未満の人(中学生など)は口座開設はアプリから出来ないので、専用のWebフォームから行ってください。


口座開設に必要なもの・手順


 申込みは三井住友銀行のアプリOliveから出来ます。Oliveをインストールした上で、アプリの画面上から身分証明書を写真に撮って送ると申込みが出来ます。


 申込みには以下のものが必要です。


  • 身分証明書(運転免許証、パスポート、顔写真付きマイナンバーカード)
  • スマホ(SMSの送受信が出来るもの)

 申込みが完了すると自宅に郵便でカードが届き、口座開設が完了します。


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