PayPay銀行の口座の作り方
PayPay銀行は国内で最も古いネット銀行であり、楽天銀行とともに、国内最大規模を誇るのネット銀行のひとつです。三井住友銀行、ヤフー株式会社ほか、国内有数の大企業数社が共同出資し、2000年に設立されました。ネット銀行なので手続きはすべてネット上でできるのが便利です。
そんなPayPay銀行の口座の作り方や、他の銀行と比較したメリット・デメリットを学生向けにわかりやすく解説します!
目次
PayPay銀行で口座を作るメリット
PayPay銀行は、残高照会や振込、口座開設の手続きもネット上で行うことができるので、便利です。その他にも、こんなメリットがあります。
ATMの入出金が月1回無料
PayPay銀行ではコンビニATM(セブン、ローソン、ファミマ)やイオン銀行、三井住友銀行、郵便局のATMを利用することが出来ます。その際の手数料は、入金・出金それぞれ月1回は無条件で無料となっています。
お金を預けたり引き出したりする時の手数料は、大手銀行の場合1回数百円前後掛かりますが、PayPay銀行の場合それが月1回ずつ無料になります。
PayPay銀行では、Visaカードが使えるお店(コンビニ、マック、スタバ等々)やネット通販で使えるVisaデビットカードを発行しています。このカードを活用すれば、現金を使う頻度が格段に減るので、月1回でも間に合う人も多いでしょう。2回目以降の利用で掛かる手数料も165円と、大手銀行の220〜330円と比べて安いです(コンビニATM利用時の手数料)
PayPay銀行のデメリット
他の銀行と比較して劣っている点もあります。
ATM手数料の無料回数が少ない
PayPay銀行では入金・出金それぞれ月1回まで、ATMの利用手数料が無料となっています(1回3万円以上の入出金も回数関係無く無料) 2回目以降は165円の手数料が掛かります。
1回3万円以上の取引では手数料が掛かりませんが、少額でお金を下ろしたい時に使い勝手が悪いです。例えばソニー銀行は月4回以上、金額関係なく手数料無料でお金を引き出すことができるので、こちらがおすすめです。
15歳未満は口座開設できない
15歳未満の人は、口座を作ることが出来ません。15歳になっていれば、高校生はもちろん中学生でも口座を作ることが出来ます。保護者の同意も必要ありません。
15歳未満の人には、楽天銀行をおすすめします。楽天銀行は13歳以上から口座開設が可能で、私も中1の時に口座を作りました。手数料はPayPay銀行の方がお得なので、15歳以上の人にはPayPay銀行をおすすめします。
未成年がPayPay銀行の口座を作るには?
未成年の人が口座を作るときの注意点や、手順をわかりやすく説明します。
年齢制限はどうなっているの?
15歳以上の人が口座を作れます。保護者の同意は必要ありません。
15歳未満の人は口座を作れません。15歳未満の人には、楽天銀行をおすすめします。こっちは13歳以上なら、保護者の同意無しで口座を作れます。私も中1から使っています。
口座開設に必要なものはこれ!
印鑑は不要、本人確認書類のみで口座を開設することができます。
<中高生が利用できる本人確認書類>
・カード型健康保険証
・パスポート
・個人番号(マイナンバー)カード(顔写真入り)
※顔写真の入っていない通知カードは不可
・住民基本台帳カード(顔写真入り)
・印鑑証明書
・住民票の原本
・運転免許証
初めてでも簡単!口座開設の手順
PayPay銀行の口座を開設するには、ネットまたは郵送で申込みます。ネット申込みは、本人確認書類としてカード型の健康保険証か運転免許証を使う場合のみ利用可能です。
ネット申込みの場合は、書類送信アプリをダウンロードして、本人確認書類の写真をアップロードします。郵送の場合は、口座開設申込書類を取り寄せ、本人確認書類のコピーと一緒に郵送します。
<ネットで手続きする場合>
ネットから口座開設申込フォームに必要事項を入力する
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書類送信アプリをダウンロードする
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本人確認書類の写真を送信する
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キャッシュカードとトークンが届く(5〜7日程度)
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ネットから初期設定を行う
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口座開設完了!
<郵送で手続きする場合>
ネットから口座開設申込フォームに必要事項を入力する
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口座開設申込書類を取り寄せる
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本人確認書類のコピーを郵送する
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キャッシュカードとトークンが届く(2週間程度)
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ネットから初期設定を行う
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口座開設完了!
トークンって何?
PayPay銀行では、本人認証を行うためのパスワードを安全に利用するために、カード型トークンを配布しています。トークンに表示されるワンタイムパスワードを使って、初期設定や登録情報の変更、振込などを行うことができます。