未成年でも作れるのがデビットカード
クレジットカードは18歳以上でないと作れませんが、デビットカードなら18歳未満でも作れるのが特徴です。全国の90以上のデビットカードの中から、高校生・中学生におすすめできるデビットカードを紹介します。
目次
そもそもデビットカードとは?
まずは「デビットカード」について、分かりやすく簡単に説明します。
クレジットカードとほぼ同じように使える
デビットカードは、見た目も使い方もクレジットカードとほぼ同じカードの種類です。
お店やネット通販、スマホ料金の支払いなど、クレジットカードが使えるところで、クレジットカードとして使うことが出来る便利なカードです。コンビニでも使えますし、Amazonや楽天市場、メルカリでも使えます。カード払いしか対応していないライブのチケットも買えます。
デビットカードのカード番号と有効期限を追加すると買い物できる
クレジットカードは利用した金額が「月に1度」まとめて自分の銀行口座から引き落とされます。ですがデビットカードでは、カードを使うと同時に口座からお金が引き落とされる仕組みです。
自分の口座にある金額以上の買い物が出来てしまうクレジットカードに対し、デビットカードは自分の口座の残高までしか利用出来ません。それ以外はクレジットカードと同じです。ちなみに、クレジットカードは高校生を除く18歳以上の人しか作れません。
ポイントが貯まってお得
クレジットカードもデビットカードも、利用するのに手数料は掛かりません。お店で使っても、現金で払うのと同じ金額で使えます(ごく一部、カード払い手数料を取る店もあるが、店が規約違反しているので注意)
手数料が掛からないのに、利用金額に応じてデビットカードの「ポイント」がもらえます。カードによって異なりますが、0.2〜0.8%というものが多いです。
現金で払っている買い物をデビットカード払いに変えるだけで、買い物がちょっとお得になります。コンビニなど多くのお店では、店のポイントカードと併用出来るので、ポイントの二重取りもOKです。
銀行の口座と一緒に作ります
デビットカードは銀行口座と直結して作るものなので、銀行がカードを作っています。なのでデビットカードを作るには、作りたいカードを発行している銀行に口座をつくる必要があります。
ちなみに、銀行口座をつくるのにお金は掛かりません。また、デビットカードも発行手数料や年会費などお金を取られるものもありますが、そうした費用が一切掛からないカードを後半で紹介するので、参考にしてください。
年齢制限と親の同意に注意!
デビットカードを作るには年齢制限があります。また、銀行によっては「保護者の同意」が必要なので、注意してください。
高校生・中学生でも作れて、保護者の同意も必要無いカードもあるので後半で紹介します。
高校生・中学生におすすめのデビットカード
全国の90以上のデビットカードの中から、高校生におすすめのデビットカードを厳選して紹介します。
GMOあおぞらネット銀行
高校生におすすめなのが、GMOあおぞらネット銀行のVisaデビットカードです。Visaカードが使える世界中のお店やネット通販で利用出来るので、海外留学などに行っても現地で使えますし、もちろん日本国内でも使えます。
30歳未満の人は0.8%のポイントが付くので、普段の買い物がお得になります。もちろん、発行手数料や年会費などは一切掛かりません。
また、GMOあおぞらネット銀行は銀行口座として見てもお得です。30歳未満なら毎月5回まで、ATMでお金を引き出すのが無料です(1回200円の手数料が掛かる銀行が多い) セブン銀行のATMと、イオン銀行のATMを使えます。
15歳以上なら親の同意は必要無く作れます。中学生でもOK。手続きはネットで出来ます。
ジャパンネット銀行
ファミマをよく利用する人におすすめです。
ポイント還元(T-POINT)は0.2%と低いですが、ファミマで使うと1%になります。また、ファミマの店頭で「ファミマTカード会員限定」という表示を見たことがあるかもしれませんが、このカードで支払うと一部商品がファミマTカード会員限定価格で買い物出来るのでお得です。例えばソフトクリームが20円引きになったりします。
もちろん年会費や発行手数料などは掛かりません。Tカードと一体になっているので、財布に一枚いれておくと便利です。GMOあおぞらネット銀行のカードと2枚持ちするのもいいかもしれません。
15歳以上なら親の同意は必要無く作れます。中学生でもOK。手続きはネットで出来ます。
15歳未満はどうすればいいの?
実はデビットカードは「15歳以上」でないと作れないものが多いです。まだ15歳になっていない中学生はどうすればいいのか、対策を紹介します。
プリペイド式クレジットカードならOK
クレジットカード、デビットカードとは別に「プリペイド式クレジットカード」というものがあります。
プリペイド式クレジットカードは、カードを使う前にお金を「チャージ」して使います。チャージした金額までしか使えないので、電子マネーと同じ感じですが、クレジットカードが使えるお店やネット通販でクレジットカードと同じように買い物できるカードです。
クレジットカードに対応していればコンビニなどお店でも使えますし、メルカリやAmazon、楽天でも使えます。
LINEが「LINE Payカード」というプリペイド式クレジットカードを発行しています。普段利用しているLINEのアプリに住所を打ち込むと、自宅にカードを届けてもらえます。
発行手数料などは掛かりませんが、チャージするのが面倒なので15歳以上ならデビットカードがおすすめです。チャージはコンビニのレジで出来ます。
カードの作り方や、詳しい情報は次の記事を読んでください。