東京スター銀行の特徴

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地味にすごい東京スター銀行


 あまり知名度は高くありませんが、東京スター銀行という銀行があります。実は他の銀行と比較して「圧倒的に優れている」と言える点がある銀行です。何が優れているのか、デメリットとあわせて解説します。



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東京スター銀行ってどんな銀行?


 まずは東京スター銀行という銀行を簡単に紹介します。


 東京スター銀行は、その名の通り東京に本社を置く地方銀行です。東京の銀行ですが、ネットや郵送で口座開設を申し込めるので、全国の人が利用可能な銀行です。
 現在は札幌、名古屋、大阪、広島、福岡、仙台など地方都市にも店舗を置いています。


東京スター銀行


 もともとは東京相和銀行という名前の銀行でしたが、バブルの影響で1999年に経営破綻しました。その後、アメリカの投資ファンドなどが参加して新たな銀行として再出発し、東京スター銀行が誕生しました。現在は台湾の大手銀行の傘下にあります。


東京スター銀行で口座を作るメリット


 東京スター銀行が他の銀行と比べて優れている点を紹介します。


ATM手数料が月8回まで無料


 東京スター銀行の「スターワン口座」では、ATMの利用手数料が毎月8回無料です。
 他のネット銀行などでは月1回とか、せいぜい2回まで無料なので、圧倒的に無料回数が多いです。


ATM手数料がお得な東京スター銀行


 ただし、ATMを利用すると一旦手数料が発生します。後から口座にキャッシュバックされる形をとっています。また、キャッシュバックに「上限額」が定められており、その月の預金残高の「10%まで」という制限があります。
 例えば1万円預けていれば千円まで戻ってくるということです。セブン銀行のATMを利用した場合の手数料は1回108円なので、1万円以上の残高があれば月8回無料になるでしょう。


 郵便局のATMを使った場合、お金を預けるのは月に何度でも無料です。無料特典の回数にもカウントされません。


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振込手数料が月3回無料


 他の口座にお金を振込む際の振込手数料が、毎月3回まで無料です。
 他の銀行だと無料特典が無かったり、あっても月2回までというところが多いので、破格の内容と言えます。


 ATM手数料の無料特典と同様に、一旦手数料が発生した後に翌月にキャッシュバックされます。こちらは金額の上限は設けられていません。


 ただし、3回目以降は1回324円(他行宛)と、他のネット銀行と比べると割高なので注意してください。


郵便局やコンビニのATMを使える


 郵便局やコンビニ(セブン、ファミマ、ローソンなど)や三菱UFJなど大手銀行、地方銀行や信用金庫・信用組合のATMを利用出来ます。月8回まで「実質無料」で利用できるATMが全国津々浦々にあり、とても便利です。他のネット回線ではセブン銀行のATMしか利用できない場合もあります。


 なお、東京スター銀行は自社のATMを2024年に廃止します。もともと台数が少なく、またコンビニや郵便局のATMを利用できるので影響は少ないでしょう。


コンビニATMも使える東京スター銀行


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給与振込で金利が100倍になる


 給与口座(給料を振り込んでもらう口座)に東京スター銀行の口座を指定すると、普通預金の金利が通常の100倍の0.1%になります。バイト先に言って、給料の振込先の口座を東京スター銀行の口座に変えてもらうだけでOKです。


 大手銀行やネット銀行は定期預金の金利が0.1%というところが多いので、普通預金としてはとても高い金利です。定期と違ってお金をいつでも自由に出し入れできる普通預金なので、利便性が高いです。


東京スター銀行のデメリット


 大手銀行やネット銀行と比べて不便な点もあります。


未成年者の口座開設は店舗のみ


 20歳以上の人はWEBや郵送で手続きが出来るので、東京スター銀行のお店に行く必要はありません。しかし未成年の人が口座をつくるには、店舗に出向く必要があるため、不便です。


 未成年の人には以下の銀行がおすすめです。


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デビットカードが無い


 クレジットカードのように便利に使える「デビットカード」ですが、東京スター銀行は現在デビットカードを発行していません。過去にはマスターカードブランドのデビットカードを発行していたこともありますが、2008年に廃止してしまいました。




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